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by MICHIKO_OFFICE

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  • 「神鍋」って? 知ってる?

    近頃やたらと「かんなべ」「カンナベ」「神鍋」と、あちらこちらから聞こえてくるので、「春分の日」の翌日に行ってみた。

    兵庫県豊岡市日高町。神鍋高原。スキー場がありますね。

    目指したのは神鍋山にある「神鍋神社」でしたが、数日前の大雪でお山に登れず、仕方なく道の駅の観光案内所で神社のお札だけいただいてきました。

     雪が溶けたころに、また行きましょう!

      で、この「神鍋神社」なのですが、ちょっと外観からして普通じゃない。まるでピラミッド。石が積まれた三角錐なのです。

      山之神「大山祇神社」、火の神 「愛宕神社」、美の神「大神神社」から分社された三柱の神様が祀られています。

      すぐ近くに神鍋山の噴火口があって、これは約2万5千年前に噴火していたとか…。現在は火山活動はしていないようですが、噴火に備えての石造り神社なのかもしれません。

      ところでこの「神鍋」、宇宙エネルギーが半端なく降り注ぐ地域らしい。あの世界的物理学者にして超怪しげな保江邦夫氏が言っておられました。そして神鍋にはUFOが頻繁に現れるのだとか…。

      YouTubeでプレアデス最高評議会ルナさんも「神鍋が…」「カンナベが…」と連呼していましたし、ここにはきっと何かありますね。雪が溶けた頃にもう一度行ってみます。ではでは。

      KANNABE



    • 「みちひらき」の神様

      前回ご紹介した白山中居神社、鳥居をくぐり最初にお出迎えして下さるのが 猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)でした。

      猿田彦大神は、日本神話において邇邇芸命 (ににぎのみこと) の天孫降臨を導いた神様であり、「道開き」「道案内」の神様として信仰されています。

      伊勢神宮 近くに位置する 猿田彦神社がとても有名ですが、琵琶湖にも湖中に朱塗りの大鳥居を構える猿田彦大神を祀る「白鬚神社」(しらひげじんじゃ)という近江最古の大社があります。

      御祭神の猿田彦命(さるたひこのみこと) は、「白鬚さん」「明神さん」と人々に広く親しまれ、延命長寿「長生きの神様」として、そして縁結び・子授け・開運招福・学業成就・交通安全・航海安全など「人の営み、業ごと全てを導いてくれる神様」として信仰されています。

      ちなみに、猿田彦命の奥さまはどなたが御存じですか?

      なんと!あのアメノウズメ(アマノウズメ)ノミコトです。

      日本神話に登場する女神さま。「古事記」では天宇受賣命、「日本書紀」では天鈿女命と記されています。

      天照大御神(アマテラスオオミカミ)が岩戸隠れされた時、素晴らしい舞い踊りでアマテラスの興味を引いた「芸能の神様」として知られていますね。

      というわけで「白鬚神社」、近江へご旅行の際にはぜひ一度‼

      今回は猿田彦命天宇受賣命の神様のお話でした。ではまた!



    • この神社、神様の隠れ家⁈

      神社仏閣が観光地化している今日、とてつもなく稀少な神社ではないかな…⁈

      宮川のせせらぎと樹齢200年~1000年の杉の大木に囲まれ、静かに鎮座まします「白山中居神社」

      白山を福井方面から県道127号線「白山中居神社朝日線」を石徹白川(いとしろがわ)に沿ってどんどん上っていくと、石徹白村(いとしろむら)に着く。

      ≪冬は積雪で通行止になるの要注意!≫

      ▶ 県道127号線は風光明媚!癒される~ 

      石徹白村は、かつて福井県大野郡に存在した村。1958年に岐阜県郡上郡白鳥町に編入されたのですが、白山信仰が隆盛な時代には白山頂上と長滝寺(岐阜県郡上市)の中間地点として栄えました。

      古くは天領(江戸時代における江戸幕府の直轄地)、藩政時代は「神に仕える村」としてどの藩にも属さず、苗字帯刀を許されたといいます。すごいですね。

      白山中居神社は、そんな標高の高い空気の澄んだ自然の美しい村に鎮座されております。

      鳥居をくぐって境内を進むと、道案内役の猿田彦大神の社が…。

      そして樹齢200年以上の杉の大木の間を進むと、境内の中を流れる宮川。石段を登っていくと、狛犬さん達のお出迎えです。

      石徹白には9000年前より人々が住み、縄文時代より境内の磐境(いわさか)に国常立尊の降神を仰ぎ、原始的な古神道の祭祀がおこなわれていたと云います。

      白山中居神社 本殿に伊邪那岐大神伊邪那美大神、大宮殿に菊理媛大神が祀られています。

      ▶ 御祭神 伊邪那岐大神、伊邪那美大神が祀られている《本殿

      ▶ 御祭神 菊理媛大神が祀られている《大宮殿》

      ▶ 境内に祀られる「磐境」

      ここで国常立尊 降神の古神道の祭祀が行われました

      ▶ 須賀社

      今回は、石徹白の「白山中居神社」をご紹介しました。

      静かな自然の中、本当の自分を見つめ直すのに最適な空間です。 

      機会がございましたら是非一度ご参拝くださいませ。

      さて、お正月から「神社と神様」のお話が続きましたが、はや立春も過ぎましたね。大雪で寒いこの頃ですが、もうすぐ春です。今この時を楽しんで幸せに生きましょう。ではまた!

      今回もお読みいただき、ありがとうございました。感謝



    • 縁結びの神 菊理媛尊

      菊理媛尊(くくりひめのみこと) は、「古事記」にも「日本書紀」にも表立っては登場しない国津神の一柱です。

      「日本書紀」のなかに異伝として、「菊理媛が、黄泉(よみ)の国とこの世の境界で、仲違いをするイザナギイザナミの間を取り持った」とされる「縁結び、和合の神」

      菊理媛尊は、霊峰白山を御神体とする全国三千社にのぼる白山神社の総本宮「白山比咩神社」(しらやまひめじんじゃ) に、御祭神 白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)として、伊弉諾尊、伊弉冉尊とともに祀られています。

      白山神社 総本宮「白山比咩神社」

      大切な人とのご縁をいただきましょう。

      あなたの人生がしあわせでありますように!

      次回も続いて菊理媛尊が祀られている神社、

      岐阜県の「白山中居神社」をご紹介します。

      どうぞお楽しみに!



    • 神様に呼ばれないと行けない神社 ??

      初詣に参拝した奈良の「大神神社」は、出雲の国の「出雲大社」(いづもおおやしろ) に祀られている大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)とご縁が深いというお話を前回させていただきました。

      この大国主大神は「古事記」の中で5つの異名をお持ちです。

      大国主命(おおくにぬしのかみ)・大己貴命(おおなむちのかみ)・葦原醜男神(あしはらしこおのかみ)・八千矛神(やちほこのかみ)・宇都志国玉神(うつしくにたまのかみ)の5つの神名です。

      修行をひとつ乗り越えるたびに神名が変わり、最後に、国を守る主「大国主」になられたということです。

      ときに、この大国主命(大己貴命)が配祀(はいし)されている大神神社が鎮座する同じ奈良に、「神に呼ばれないと行けない」と云われる神社があります。

      奈良県吉野郡十津川村、霊峰「玉置山」の標高の高いところに遠い昔から鎮座まします「玉置神社」。

      玉置神社には「國常立尊」(くにとこたちのみこと)、「伊弉諾尊」(いざなぎのみこと)、「伊弉冉尊」(いざなみのみこと)の国津神(くにつかみ)三柱。この三柱の左右にに天津神(あまつかみ)である「天照坐皇大御神」(あまてらすすめおおみかみ)と「神日本磐余彦尊」(かむやまといわれひこのみこと)が祀られています。

      天地開闢(天地が明けたとき)に降り立ったとされる國常立尊

      伊弉諾尊伊弉冉尊は「国生み」のお話が有名ですね。(伊弉諾尊・伊弉冉尊までが「神代七代」とされている神様です)

      天照坐皇大御神は、皇室の御祖先の神様(日本の総氏神とも言われている)アマテラスオオミカミ。

      そして神日本磐余彦尊は「神武天皇」です。

      国津神と天津神がご一緒されている素敵な空間なのです。「神様に呼ばれないと行けない神社」と云われるのも何となく分かる気がしますね。

      そしてこの神社の極めつけは、境内一番のパワースポットと言われる山頂へ向かう途中にある末社の「玉石社」です。社殿はなく、地中から一部頭を出した丸い石が御神体なのですが、お祀りされているのは、なんと「大己貴命」(国津神の主宰神とされる大国主命)なのです。

      玉置神社の参拝は、この「玉石社」を聖地と崇め、本殿に先んじて礼拝するのが習わしだということです。

      玉置神社には、山之神「大山祇神」(おおやまずみのかみ)、縁結び・和合の神「菊理媛神」(くくりひめのかみ)が境内参道に祀られています。

      二柱とも国津神であり、伊弉諾尊・伊弉冉尊とご縁の深い神様です。



      摂社・三柱神社

      玉置神社境内に古くより鎮座されています。三柱神社の御祭神は倉稲魂神(うがのみたまのかみ)、天御柱神(あめのみはしらのかみ)、国御柱神(くにのみはしらのかみ)の三柱です。

      神様に呼ばれないと行けない神社」玉置神社は、このように古より日本を守ってきてくださった神々がいらっしゃるありがたい神社。素晴らしいパワースポットです。どうかあなたも神様に呼ばれ、神聖な氣を受け取ってお幸せに!

      さて次回は、菊理媛神が祀られている石川県の「白山比咩神社」をご紹介します。お楽しみに!



    • 大己貴神と少彦名神

      <そして大神神社のはじまり>

      今回は、大神神社ご祭神の「大物主大神」(おおものぬしのおおかみ) が三輪山にお祀りされた由来を、「大己貴神」(おおむなちのかみ)と「少彦名神」(すくなひこなのかみ)のお話から始めましょう。

      「古事記」によれば、少彦名神は神産巣日神(かみむすびのかみ)の子。

      昔むかしその昔、「少彦名神」は神産巣日神に命ぜられ、海の向こうの常世の国(とこよのくに)から「ガガイモの実の船」に乗って大己貴神のもとへやって来ました。(「常世の国」とは、古代日本で信仰された海の彼方にあるとされる異世界のこと)

      少彦名神は豊かな知識と技術をもつ知恵者。医薬や穀物、温泉、酒造の神様として今も人々に崇められています。人望があり徳のある大己貴神(大国主神)とタッグを組み、土木・治水などの高度な技術をもたらし、この「地上界」葦原中国(あしはらのなかつくに)の国造りに励みます。

      ところがしばらくすると、まだまだ国造りは終わっていないのに、少彦名神は常世の国へ旅立ってしまいました。大己貴神(大国主神)は「これから一人でどうやって国造りを進めればいいんだ…」と頭を抱えて悩みます。

      そんなある日、悩める出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)の前に、海を照らして神が現れ、こう言いました。

      「私はあなたの幸魂(さきみたま)、奇魂(くしみたま)。国造りを成就させる為、私を倭の青垣、大和国(やまとのくに)の東の山に祀りなさい」

      この神様が現在の三輪明神・大神神社に祀られている「三輪山」に鎮座する「大物主神」だったということです。

      奈良県桜井市三輪山

      とても不思議な日本昔話ですが、「あぁそうなんだぁ…」と妙に納得してしまいます(笑)

      今回もお読みいただきありがとうございます。

      あなたの今がしあわせでありますように!



    • 三輪山の「狭井神社」

      大神神社 拝殿で手を合わせ、「なで兎」にご挨拶をしたあと、「久すり道」を通って、いざ「狭井神社」(さいじんじゃ)へ。

      階段と緩やかな坂道を登っていくと、途中、右手に大神神社の配祀神 (はいししん) 少彦名神 (すくなひこなのかみ) をお祀りした「磐座神社」(いわくらじんじゃ)に出合います。

      少彦名神は、大神神社のもう一柱の配祀神 大己貴神( おおなむちのかみ)とともに国造りをされた神様。ご挨拶をして、さらに道を進みます。

       

      程なく狭井神社一つ目の鳥居に到着。そこをくぐると左手には、朱色の市杵島姫(いちきしまひめ)神社と鎮女池(しずめいけ)。

      なんだかホッとしますね。

      市杵島姫命は、日本神話に登場する女神で水の神様。宗像三女神(むなかたさんじょしん)の一柱です。

      狭井神社は 大神神社 の摂社で、正式には 狭井坐大神荒玉(さいにいますおおみわのあらみたま)神社と呼ばれます。

      ご祭神は大神荒魂神(おおみわのあらみたまのかみ)。崇神(すじん)天皇が祭神の大物主神を祀ったところ、疫病が止んだことで「病気平癒の神様」として信仰されているのです。

      「狭井」の名前の由来になっている拝殿の左後ろにある井戸は、「この霊泉は万病に効く薬水」と太古から伝えられています。

      す~っと身体に染み込んでいく美味しいお水ですよ。感謝。

      そしてこの狭井神社には、三輪山登拝のゲートがあります。山全体が大神神社の御神体ですから、限られた者だけしか足を踏み入れることのできない「禁足の山」とされていたのですが、昨今は狭井神社の社務所で許可を得て御祓いを済ませ、約束事を遵守すれば入山が許されています。

      とは言え、霊験あらたかなお山ですから、それこそ神様に呼ばれた人しか入山できないような気もしますね。

      では今回はここまで。次回は、「大己貴神( おおなむちのかみ)と少彦名神(すくなひこなのかみ)」国造りをされた二柱の神様のお話です。お楽しみに!



    • 大神神社(三輪明神)へ初詣

      令和7年1月3日(金)

      冬は雨雪模様の北陸を 朝3時33分に出発! 

      まぶしい日の出に迎えられ、8時、奈良県は桜井市「大神神社」(おおみわじんじゃ)に到着‼ すでに初詣参拝の人々で駐車場は空き待ち状態 すご~い

      拝殿で手を合わせた後、順番待ちで「なで兎」をナデナデ…

      この兎の置物を撫でると、身体の痛いところを癒してくれたり、願い事を叶えてくれたりすると言われています。

      しかし、なぜこの神社に「ウサギさん」がいるの???

       

      実は、大神神社のご祭神 「大物主大神」(おおものぬしのおおかみ)は出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)と同一神なのです。

      みなさん「因幡の白兎」のお話はご存知でしょうか。大国主神が因幡(いなば)の白兎を助けた有名なお話です。

      遠く離れた出雲のお話がこの大和の国で大切にされているのは、とても心温まる素敵なことですね。

      そして「なで兎」のあとは、「久すり道」より「狭井神社」(さいじんじゃ)へと向かいました。

      「狭井神社」は三輪の神様の荒魂(あらみたま)をまつる神社。力強いご神威から病気平癒の神様と篤く信仰されています。

      では次回は、三輪山の「狭井神社」に続きます。

      どうぞお楽しみに‼

      《因幡の白兎》

      昔々その昔、隠岐(おき)の島から因幡(いなば)の国へ渡りたい白兎が、サメたちを呼び集めて言いました。
      「どちらの数が多いか、ウサギとサメで数比べをしようじゃないか。みんな一列に並んで海を渡らせてくれたら、数えてあげるよ」

      サメたちはこれを信じて海に並びます。白兎はその背中をぴょんぴょんと跳ねて渡っていきました。あと少しで岸に着くというところで、白兎はつい調子に乗って言ってしまいます。
      「や~い、や~い、お前たちをだましてやったぞ!」
      サメたちは怒り、白兎を捕まえて皮を剥いでしまいました。

      白兎が激しい痛みに泣いていると、因幡の国の八十神(やそがみ)たちが通りかかります。助けを求めた白兎に、八十神たちは意地悪く「海水で体を洗って、風に当たれば治るから」と嘘を教えました。言われた通りにした白兎、さらに痛みが増して大泣きです。

      そこへ八十神たちの荷物を背負った大国主命が遅れてやってきました。白兎を哀れに思った大国主命は白兎に本当の治療法を教えてあげます。
      「真水で体を洗いなさい。そして蒲(がま)の穂を摘んでその花粉を体に塗るのです」

      白兎が言われた通りにすると、痛みは和らぎ元の姿に戻ることができました・・・とさ。 めでたしめでたし!



    • 謹賀新年 2025年 元旦

      新年明けましておめでとうございます。

      2025年が皆様にとって素晴らしい年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。巳年は、再生や成長の象徴とされる年。 

      この一年新たな挑戦をし、夢に向かって進むことができますように!
      昨年の経験を活かし、より一層の飛躍を目指していきましょう。

      健康と幸運が皆様のもとに訪れますよう祈りながら


      「めぐみの国」発信します!

      奈良県桜井市の「三輪明神 大神神社」は、「古来から本殿を設けず直接三輪山に祈りを捧げる」という神社の社殿が成立する以前の原初の神祀りの様を今に伝える我が国最古の神社です。

      ご祭神「大物主大神」(おおものぬしのおおかみ)は、国造りの神様。農業、工業、商業すべての産業開発、 方除(ほうよけ)、治病、造酒、製薬、禁厭(まじない)、交通、航海、縁結びなど、皆が幸せに暮らせるよう生活の守護神として尊崇されています。

      大物主大神が顕現される一つの形が「蛇」であり、大神神社では蛇は「巳さん」(みいさん)と親しみを込めて呼ばれ、福徳をもたらす霊威(れいい)として崇められています。境内の各所には、巳さんの好物の卵がお供えされています。

      2025年令和7年は「巳年」です。

      初詣は奈良県桜井市の「三輪明神 大神神社」に参拝されるのはいかがでしょう!

      次回も「大神神社」のお話です。お楽しみに!