神社仏閣が観光地化している今日、とてつもなく稀少な神社ではないかな…⁈
宮川のせせらぎと樹齢200年~1000年の杉の大木に囲まれ、静かに鎮座まします「白山中居神社」

白山を福井方面から県道127号線「白山中居神社朝日線」を石徹白川(いとしろがわ)に沿ってどんどん上っていくと、石徹白村(いとしろむら)に着く。

≪冬は積雪で通行止になるの要注意!≫

▶ 県道127号線は風光明媚!癒される~

石徹白村は、かつて福井県大野郡に存在した村。1958年に岐阜県郡上郡白鳥町に編入されたのですが、白山信仰が隆盛な時代には白山頂上と長滝寺(岐阜県郡上市)の中間地点として栄えました。
古くは天領(江戸時代における江戸幕府の直轄地)、藩政時代は「神に仕える村」としてどの藩にも属さず、苗字帯刀を許されたといいます。すごいですね。
白山中居神社は、そんな標高の高い空気の澄んだ自然の美しい村に鎮座されております。




鳥居をくぐって境内を進むと、道案内役の猿田彦大神の社が…。
そして樹齢200年以上の杉の大木の間を進むと、境内の中を流れる宮川。石段を登っていくと、狛犬さん達のお出迎えです。


石徹白には9000年前より人々が住み、縄文時代より境内の磐境(いわさか)に国常立尊の降神を仰ぎ、原始的な古神道の祭祀がおこなわれていたと云います。
白山中居神社 本殿に伊邪那岐大神、伊邪那美大神、大宮殿に菊理媛大神が祀られています。

▶ 御祭神 伊邪那岐大神、伊邪那美大神が祀られている《本殿》


▶ 御祭神 菊理媛大神が祀られている《大宮殿》


▶ 境内に祀られる「磐境」
ここで国常立尊 降神の古神道の祭祀が行われました

▶ 須賀社

今回は、石徹白の「白山中居神社」をご紹介しました。
静かな自然の中、本当の自分を見つめ直すのに最適な空間です。
機会がございましたら是非一度ご参拝くださいませ。
さて、お正月から「神社と神様」のお話が続きましたが、はや立春も過ぎましたね。大雪で寒いこの頃ですが、もうすぐ春です。今この時を楽しんで幸せに生きましょう。ではまた!
今回もお読みいただき、ありがとうございました。感謝
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